2018年1月15日 社長 社長
貴方に合うマットの硬さとは?

オーダー枕を作る上で、オーダーメイドなので当然計測致します。

枕の高さを測る為には後頭部から首にかけての形を測り作っていきます。

のですが、

実は、それでは正確な枕の高さを算出出来ないのです。

理由は背中の形も人それぞれで、それが枕の必要な高さに影響するからです。

(詳しくは、おいおいブログに書いていきたいと思いますが)

なので背中の形も計測し、その結果が出てきます。

そうすると大体下記の6タイプに分かれます。

これによって、どう言う敷布団やマットレスが合うのかもわかってきます。

今回のお客様はご夫婦でお作りになりました。

計測結果は以下の通り。

上がご主人様で「Wラインタイプ」

背中の凹凸が大きいタイプのため、腰の浮きが多くなる事と、構造上背中とお尻2点の狭い面積で身体を支える事になり、その部分の圧迫は強くなります。

なので仰向けに寝るのはし辛いとも言え、実際に横向き寝の人が多いです。

ところがこの方は仰向け寝が多いとの事。

理由は体圧計測すると分かりました。

上の計測結果がご主人様のものですが、以外にも腰辺りも寝具が当たっていて、その分お尻の圧迫が軽減されている事が分かります。なので仰向けで寝る事が多いのですね!後は肩幅が広い事が横向きになりにくいのも理由の一つだと思われます。

反対に下の結果は奥様。腰辺りが空いていて、その分お尻の圧迫が強くなってしまっています。やはり奥様は横向き寝メインだそうです。

身体の形だけで合う寝具を判断するのは不十分で、身体の重さの分布も計測して判断していかなくてはいけません。

総合的に判断するに

ご主人様に合う敷布団やマットレスの硬さは

一言で言ってしまえば

「やや硬め」の物の方がメリットは大きいと判断出来ます。

奥様は「柔らかめ」の方がメリットが大きいと言えます。

 

が、

正直言うと、そんなに簡単なものではなくて、

癖や体質、寝室環境、子育て中とか、更には精神的な部分などなど

色々な要素が複雑に絡み合っております。

もっと詳しくは御来店、計測させて頂ければより深くお話しさせて頂けます。

人間とは複雑です。

 

 

その人に合う物を作る為に

枕1つでも

実に奥が深く、

おもしろい。

です。

 

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