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2018年1月31日 社長 社長
綿布団の打ち直し

創業昭和33年、いかにも伝統有りそな屋号、「中村屋」の三代目。睡眠環境診断士、内装仕上げ技能士2級、寝具製作技能士2級、なぜか2級止まりが、自分らしさと思っている。(株)NAKAMURAYA  代表 濱島匡志です。

皆さん、こんにちは、、、、、、。

こういうスタートの仕方のブログが多い事に気づき、真似してみました。

改めまして、皆さんこんにちは。

最近仕事用の軽自動車を変えてのですが、燃費が良くてビックリ!

新旧ともスズキのエブリィなのですが、前の車の燃費、軽自動車のくせに11㎞/ℓ。

新車は、パネルにリッター何キロか出てるのでそれによると17.9㎞/ℓ。

実際にスタンドで入れたリッター数と走行距離で計算すると、なんと19㎞/ℓ!(O_O)

パネルに出てる燃費より、実測の方がいいなんて!

燃費偽装問題も記憶に新しいですが、

スズキ車、素晴らしいです。

 

ここから布団の話。

日本では昔から木綿の布団が使われてきました。

木綿には、保温力、吸湿性、肌に優しい、生産性、などなど、メリットが沢山ある為ですが、布団にして長く使っているとヘタって嵩がなくなってしまうというデメリットもあります。

そこで打ち直しと言う方法で、ヘタった綿をほぐし、嵩高を復活させる方法が行われてきました。

もちろん今でもこの方法で再利用されていくのですが、各町には必ずあった布団屋さんが激減した為、どこに依頼したらいいか分からず、まだまだ使える布団を捨ててしまうと言う悲しい事態になってしまっております。

ゴミ処理場に行くと、まだまだ使える立派な布団が山積みになっている所をよく見かけます。悲しいです。( ; ; )

当店の使命として、そのようなお客様の依頼にお応えする事と、綿布団仕立ての技術を残して行く事を重要視しております。

押入れにつまっている使わない綿布団が有りましたら、処分する前に、是非一度当店にご相談下さい。

本日も、押入れにつまっていた何十年物のお布団をお持ち頂きました。

お見受けした所、嫁入り道具として持ってきたお布団だと思いますが、お客様の年齢から推測するに40年近く前の物と思われます。

意外にも、あまり使ってない場合は中綿もキレイで打ち直しして、また立派な布団に復活させる事が出来ます。

そして2枚目。

パッと見は一緒の様ですが中綿を確認してみたら全然違いました。

綿がボソボソで、摘んで引っ張ると直ぐに切れてしまいます。繊維が短く切れてしまっていて、これを打ち直ししても、少しの使用で直ぐにペチャンコになってしまいます。

これは寿命なので、処分して頂くことに。

同じ時に嫁入りで持って来た布団という事ですが、おそらく新品の綿で作った物では無かったかも知れませんね!

 

で、今回お仕立て直しするタイミングで、軽い敷布団に作り替えたいとのご要望でしたので、布団の中材に軽量な芯材を入れる事にしました。

これ入れると軽くてふっくらなお布団になるのでおススメです。

 

出来上がるとこんなフカフカのお布団に復活しますよー! 

干したてのフカフカのお布団、お日様の匂いのするあのお布団。

寝ると気持ちいいですよねー!

完成まで2-3週間待って頂いてます。

しばらくお待ち下さいませ!

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