商品の最新情報や、快適な睡眠時間を過ごすためのプチ情報などを随時更新中!
2018年6月3日 社長 社長
シルク生地の羽毛布団の欠点。

毎月、月初めの10日位は、原因不明の忙しさがあると思っていたのですが、今月も月初めの最初の週末なので、期待していたのですが、期待通り、謎の忙しさに見舞われました。

やはり、オーダー枕のお客様で、計ったように一緒に来るんですよね!

やむなく、お断りしてしまう事態も生じてしまい、申し訳なさと、残念さで、落ち込みました。

特に沢山のオーダー枕を作ったわけでは無いのですが、こちらのキャパの問題です。

課題ですね。

そして、時期的に、羽毛布団のリフォームのお客様も多くなってきました。

本日の羽毛布団リフォームのご注文。

某訪問販売大手の羽毛布団、

バブルの香りのする豪華絢爛な刺繍と、側生地はリッチなシルク100%生地。

当時のお値段は、聞くに聞けない位のお値段だったと思います。

当時はよく見ることがあったシルク生地、吸湿性

通気性、性能的には申し分無いのですが、

擦れに弱い。

↑結果、こんな感じに。

 

 

なので、

シルク生地で出来た羽毛布団は擦れに弱い欠点を補う為に、シルク生地の裏側にポリエステルなどの化学繊維で包まれている事がよくあります。

という事は、羽毛の持つ吸湿発散性を遮断してしまい、非常に蒸れやすい布団になってしまっている事が多いです。

ただ、保温力だけは必要以上に高まってしまい、汗を余計にかいてしまって、さらに蒸れ蒸れ!

という悪循環を起こして、結果的には、眠りの質を落としてしまうのです。

今回

リフォームするにあたり、中羽毛を確認したところ、ダウンの品質はとても良かったです。

今回は側生地を綿の細い糸で織り上げた軽くて柔らかいものでお仕立てする事になりました。

これなら、吸湿性を損なわずに温かい羽毛布団に生まれ変わると思います。

次の冬には、質の良い温かさの羽毛布団で質の良い睡眠をとる事ができると思います。

ありがとうございます。

 

 

 

 

  • 記事カテゴリー:
記事カテゴリー一覧