2019年1月27日 社長 社長
感動エピソード。

本日も、

「オーダー枕お手入れ会」開催中!

につき、

オーダー枕のメンテナンスに御来店頂いたお客様で中村屋の店内がごった返しておりました。

(本当は予約制なので、そうでもなかったけど^^;)

それでも多分10名以上は調整させてもらい、そのまくまに3名の新規作製の方もあったので、

喋りすぎて、

もう誰とも喋りたくありません。

でもなんですかね、この充実感。

新規作製の時も、調整の時も、お客様は喜んでくれるので、わたくしも嬉しくなってくるのです。

やりがいですね!

ありがとうございます😊

⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰

そのメンテナンスで御来店頂いたお客様で、本日とても印象深い方がありました。

半年くらい前に彼女とオーダー枕を作りに来てくれて、熱心にこちらの話をいっぱい聞いてくれる、とても好感の持てるカップルだったので、接客させてもらった私が気持ちよくなり、凄く印象に残ってたのですが、

本日はお一人で御来店で、枕を除菌消臭している間に、最近寒いと言われたので、キャメルの肌布団をご紹介させて頂きました。

またまた熱心に聞いて下さったのですが、

聞いて下さって間もなく

今日で最後なので、これください。これ買います。」

それを聞いた私は、喜びいさんで倉庫に新品のキャメルの肌布団を取りに行ったのですが

ふと、お客様の言葉を思い出し、

「今日で最後なので、、

ん?

どう言う意味?

と思い、詳しくお聞きすると

「実は仕事が変わって、関東の方に引っ越すんです、もう来月早々なので、もうこれないから、、、、。」

確か前回、彼女と御来店頂いた時に、彼女は関東で暮らしていて、その日はたまたまこちらに来ていたから一緒に枕を作りに来たと言っていた事を思い出しました。

なので、彼の仕事を関東に移し、幸せになるのだな!と、とてもホンワカした気持ちになりました。

幸せのおすそ分けを頂いた気分でした。

そして何より

中村屋にくるのがもう最後なのでと言う理由で、若者にとって、決して安くはないキャメルの肌布団を買って下さる、その気持ちが、、、

感動しました。

なんだか最後のお別れの悲しい雰囲気が漂い、年々ゆるむ涙腺が開いてしまいそうになるのを、必死でこらえました。

私も何か気持ちでお応えしたくなり、

何か選別をと思い、周りを見渡すと、

「ふきん」が目に入ったので、それを手に取り

「ほんの気持ちですので、、、使って下さい! そして、彼女と幸せになって下さいね!」

と、お渡しいたしました。

するとお客様が

「彼女、僕が関東に引っ越すと同時に、九州に転勤することが決まりました。」

感動のお別れシーンから一転、

最悪の気まずいシーンに変わってしまいました。(^_^;)

何はともあれ

また、いつか、何処かで、

このお客様と、御縁が繋がる事を願ってやみませんでした。

でも、

後で、ふと思うのに

お別れの餞別に「ふきん」は

ダサいな。

おわり。

 

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