2021年4月4日 社長 社長
枕がしっくり来ない原因!

本日、オーダー枕の調整にきたお客様。

「最近、首が痛くなったから、自分で中材を出し入れして調整したら、余計に首が痛くなっちゃってね!」

との事でした。

早速、枕をお預かりして確認してみると、枕の下層部のベース部分がシワになり折れていました。

誰しも、必ず寝返りはします。

そして、寝返りをする度にどんどん枕が押し上げられて、潰れてしまい、そのまま使っていくと、下層部のベースが潰れてシワになったままになってしまい、枕の高さも全然合わなくなってしまうのですね。

この様な状況が起こる場合のおおくは、寝返りが必要以上に多くなってしまっている事があります。

原因は色々考えられますが、1番多いのは、

蒸れ」

ですね。

布団の中の理想的な湿度は50%前後といわれております。

最近の寝具は、化学繊維や樹脂などの、吸湿性の低い素材が多くあるため、布団の中が蒸れてしまい、それを解消する為に必要以上に寝返りをすることになります。

結果、枕が潰れて高さが狂ってしまう事プラス眠りが浅くなる事で悪い寝姿勢で寝落ちする事も増えてしまうという悪い相乗効果で

朝起きたら首が痛い!」

となってしまう事は良くあります。

最近、暖かくなってきたので冬用の布団のままだと少し暑くて、汗もかきがちな事もあると思います。

いずれにしても、

先ずは、毎日寝る前に、一度だけで良いので、枕を整えてから使うこと。

布団カバーや、敷きパッドなど、今お使いの寝具類の素材を確認して、順番に吸湿性の高い素材(綿などの天然素材)に変えていく事。

などをお話しさせて頂き、

枕も、元のデータ通りに直させて頂きました。

特に高さ調整はしませんでしたが、枕のズレや、ベースのシワなどをちゃんと整えただけで、

「あ、コレで大丈夫そうだわ!」

と、直った枕に寝てみての、お言葉でした。

時々調整に来て頂くと、思いもよらない

「枕がしっくりこない原因」

が判明し、解決出来ることもあるので

定期的な枕の点検は、必要ですね!

今晩から、また、気持ちよく眠れると良いですね!


本日、チラシが入りました。

よろしくお願いします。

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