2021年5月6日 社長 社長
こんな時ですが、、、。

こんな時に、、、。

と言っても、不要不急では無いし、むしろ病気の治療である限りは緊急事態でもある。

と言い訳がましく書いた理由は、

このコロナ禍の中、

実は、大阪に行ってきました。

目的は、耳の手術の為。

かねてより、耳の聞こえが悪くなった事を気にしていたのですが、「まぁ、歳のせいか!」くらいに軽く考えていました。

ただ、最近になって、耳鳴りがし始めた事で、

「コレはタダならぬ病気の前ぶれかもしれぬ!」

と、少々ビビりまして、ココ何年も病院に行った事が無いくらいの医者嫌いの私ですが、(風邪ひいても痩せ我慢して寝て治すタイプ)流石に死にたく無いと大袈裟にビビりまして、近所の耳鼻科に行ってきました。

近所の耳鼻科の先生が小型のカメラで私の耳の中を見ながら

「あれぇ⁉︎なんか詰まってますね~⁉︎」

「海とか潜って無いですか?」

と聞かれました。

私の住まいは、愛知県一の漁獲量を誇る南知多町豊浜。

多分住所を見て勝手に漁師と思ったのでしょう。

私、

「なんでですか?」

と、聞くと

先生

「耳に冷たい水が入り続けると、耳の中の骨が膨らんで来て詰まってくるんですよ」

「長年潜ってらっしゃるんですよね?」

(やっぱり漁師と思ってるわ😅)

「い、いえ、潜っては無いんですけど、若い頃からサーフィンやってました。」

先生

「あーそーなんだ・・・。」

(なんだぁ、漁師じゃないんだ。と私には聞こえた。(*_*))

「で、先生、コレどうしたらいいですか?」

先生

「そうだねー、コレは耳の後ろを切開して、そこからドリルを入れて、膨らんだ骨をけずる手術をしないといけないね。2.3週間の入院じゃ無いかな。」

ま、マジかっ!(心の声)

「先生、とりあえず手術お願いするとしたら、どうしたらいいですか?」

と、聞くと、

先生

「あー、私はこんな症例見たの初めてだし、もちろんこんなの手術した事ないし、出来ないから。」

「大きい病院紹介するよ!」

と、、、。(T_T)

ほぼ見放された気持ちになり、

これ以上話す事は無くなり、なんとなく気まずい空気になり、

「と、とりあえず、考えます😣

その日は帰ってきました。

その夜、スマホでせっせと検索

「サーファーズイヤー」

実は名前位は知っていた「サーファーズイヤー」

「サーファーズイヤーとは

サーファーズイヤーは耳の中の骨が増殖し、耳の中に骨のコブ(外骨腫)を作ってしまう病気です。正確には外耳道外骨腫といいます。冷たい水が耳の中に入ってくるのを防ごうとする身体の反応であると考えられています。外骨腫が耳の孔を完全に塞いでしまうと音が聞こえなくなってしまいます。大体20年以上のサーフィン歴があり、冬場でも海に入っている方に多く見られます。」

でもこれは、プロサーファーとか、週の大半を海につかっている様な人がかかるもので、自分の様な週に1回も入るか入らないかのド素人がかかる様な病気ではないと思っていたので、ぜんぜんノーマークでした。

逆に、ど素人なのにプロサーファーみたいな病気にかかってしまった恥ずかしさ。

なにより、誰かに低い声で話しかけられると、

「はぁ?」

「はい?」

と何度も聞き返さなくてはいけない煩わしさは何とかしないといけないし、今後の人とのコミニケーションが、おかしくなってしまいそうなので、(接客業だし)

決心致しました。

手術

そして、スマホでせっせと検索する事で見つけました!

サーファーズイヤー手術に特化した先生!

(もちろんサーファー)

詳しくはコチラ

しかも耳の裏を切開せずに、耳の穴から上手に骨を削る事ができる技術を習得していて、2泊3日で手術が可能との事。

それが何故だか、大阪でした。

という流れで、

こんな時期ですが、、、。

大阪に行ってきました。

もちろんコロナ禍なので、車で行って、ほぼ病院の中ですごしたので、むしろ他人との接触は普段より少ない位。

そして手術当日

朝一で入院。

色々と検査プラス点滴。

全身麻酔なので、寝ている間に、ちゃちゃーと終わるだろうから、特に心配や不安も無かったのですが、遂に手術時間がやってきて、看護師さんに先導されて手術室まで歩いて行く途中、

見なきゃいいのに隣の手術室で手術中の状況をチラ見。なにやらモニターに赤グロい画像が蠢いていまして、それを見た瞬間から一気に緊張感マックス。

手術室に入ると、ゴム手袋をした看護師さん4.5人位が、両手の甲をコチラに向けて胸辺りで構えてる状態。

この時になって急に、

「なんかオオゴトになってきちゃったー!😵

と、思うのでした。

その後は、色々装着されたり、タオルで巻かれたり。

「もう好きな様にしてっ!(;´д`)」(心の声)

そして

マスクを当てられ、2.3回息を吸った、

次の瞬間?

「濱島さーん、濱島さーん、終わりましたよー!」

という展開。

「ここは何処?私は誰?」状態。😅

状況を把握するのに5秒位かかったわ!

もうろうとする意識の中、頭が痛いのと、腰が痛いのと、想像以上に身体がシンドイけど、

「全然大丈夫ですよー!」

というフリをして看護婦さんにカッコつけて、

なんとか手術無事完了。

グロいので加工。

で、本日手術から1週間が過ぎて、

耳の出血や腫れも治まってきて、今まであった耳の中の閉塞感も無くなりました。

早くサーフィンしにいって、耳の中に入ってしまった海水が、スルスルーっと、抜ける感じを体験したいです。

手術した先生曰く、

「海水が抜けやすい様に、コンケーブ(サーフィン用語としては、サーフボードの裏側に水抜けがいいように削った溝の事をいう)入れときましたから~!」😄😄😄

と、冗談なんだか本気なんだか分からない様な事をおっしゃるので、苦笑いしてたら、耳の中にカメラを入れて、ちゃんとコンケーブが入っている事を説明してくれました。😅😅😅

きっと、私の耳の排水性は完璧ですね!

先生!ありがとうございました。


お土産に、今回手術で削った骨のカケラを貰って来ました。

※なんとなくゴミ箱とかには捨てれずに今でもカバンの中。(^^;;

という事で、今回は仕事とは全然関係ないプライベートな事をダラダラと書きまくりましたが、

これは、次回のブログで、ちゃんと仕事の話に繋がる前フリなのであります。

キーワードは「腰痛」なのです。

お楽しみに!

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