2020年1月16日 社長 社長
綿布団について

愛知県半田市のオーダー枕、オーダーマットレス、ふとんとベッドの専門店。
快眠工房 中村屋 濱島です。
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本日承った、打ち直しする綿布団

木綿布団について、

昔は、ほぼ日本中のお宅が綿のお布団で寝ていたのですが、近年は、化学繊維やウレタン製、樹脂製の素材に変わりました。

その方が、手軽に、安価にできるからですね。

木綿のお布団は、重いとか、干さなくていけないとか、定期的に打ち直ししなくてはいけないなど、

確かに不便な部分も多いです。

ただ、よく考えると、「ふとん」である限りは、「寝る為の道具」です。

管理のし易さよりも、より良く眠れる事が、ふとんにとっては重要だと思います。

そう考えると、木綿のお布団は、管理の不便さはあるが、より良く眠る為の機能は、非常に優れているのです。

木綿の特徴

①吸湿性が高い。

人は眠る時、体温を下げる必要があります。その際に必ず汗をかきます。寒い冬でもそれは同じです。その汗によって、布団の中の湿度が高くなると、体温コントロールがし辛くなり、睡眠の質をおとす事に繋がります。吸湿性が高い素材の寝具である事はとても大切です。

②保温力が適度である。

ただ温かければいいのであれば、化学繊維で出来たお布団や毛布の方が保温性は高いし、極端な事をいえば断熱シートみたいなものをかぶって寝れば温かいのです。ただ、そこまで必要か?という問題があるのです。よく、朝起きたら、毛布だけ、なくなってたりする事は無いですか?あれは、温か過ぎて寝ている間に蹴ってしまっているのです。布団の中の温度は、33℃に保つとよく眠れると言われています。それには木綿の布団+ダウンやウールのお布団を重ねて使ったりして調整すると四季を通じて快適に眠りやすく、その1アイテムとして、適度な保温性の綿布団は適しています。

③夏に快適

①で書いた吸湿性が高い事も夏に快適な理由の一つですが、実は綿は天然繊維の中でも熱伝導率が高いのです。つまり、触った瞬間、意外とひんやりするのです。よく夏場の量販店などで売られている「クール寝具」などは、その熱伝導率を高めた素材で作られた物なのでひんやりするのですが、実は、殆どのクール寝具は、化学繊維なのです。つまり吸湿性が低く、ひんやりするけど、蒸れるのです。よくお客様の声で聞くのが「冷たいのは最初だけでなんか気持ち悪い」と言われるのは、そのせいなんですね。その点、綿は適度に冷たく、プラス湿度コントロールが出来る相乗効果で、一晩を通せば、快適に眠る事が出来る素材なのです。

ただ、綿布団は、欠点も有ります。

①重い

②干さなくてはいけない

③定期的な打ち直しが必要

④洗濯しづらい。

⑤基本手作りなので量産出来ない。

と、欠点の細かな説明は割愛しましたが、数は欠点の方が多くなってしまった。😅

ところがです。

眠る道具という視点から言えば、欠点の数を遥かに凌ぐ、メリットが有ると言えるのです。

そんな、木綿のお布団は、いま、作り手不足や、地域のお布団屋さんの激減で、

良い物なのに使う方が激減してしまいました。

そこに、中村屋の使命が御座います。

良い物を消す訳にはいかない。

沢山の木綿布団を普及させる事は、多くの方の快眠に繋がる!

という思いで、

と、ここで、時間切れ。

続きは明日、

木綿布団の欠点を補う方法を考え、作り上げた木綿布団!

について、

前にもブログで書いたこと有りますが、

また書くのです。

何度も何度も書くのです。

について、

書きたいと思います。

それでは。👋

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