2019年1月20日 社長 社長
仰向き寝が多い人の注意点

【オーダー枕レポート】

半田市・20代・男性・F様

お悩み・・・過去に首ヘルニアと診断

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本当に最近、20代でオーダー枕を作りに来て頂く方が多いです。

何故か男性が多いですね。

お悩みといっても、まだお若いので特に深刻な状況では無いようです。

詳しく、作る事にした理由をお聞きすると

「ちゃんとした枕で寝てみたい!」

との事でした。

ちゃんとした枕が、どの様な高さか?

知りたかったそうです。

お若い方にも、一般的にも、

睡眠に対する意識が高まっているのですね!

はい!

それには計測するしかありません!

という事で早速計測しました。

沢山の方の計測をしていくと、背中の形状は大きくこの6タイプに分かれます。

F様の背中の形状は、背出タイプ。

背出タイプの方の特徴は、

背中の大きな面積で体を支える事が出来るので仰向きで寝やすいのですが、形状だけでは判断出来ない部分もあります。

それは身体の場所によって、重さが違う事にあります。

その為、身体のどの部分がどれだけ圧力がかかっているかを計測する必要もあります。

計測結果を見ると、やはり、背中からお尻にかけての一番重い部分が、全体的に大きい面積で支えられてる事により、極端に圧迫が強くなる濃い赤色になっているところは少ないです。

F様も、ほとんど仰向きしか寝ないと仰っておりました。

↑横向きで寝た時の体圧データを見ると、かなり圧迫が強くなっているのがわかります。

必然的に、仰向き寝が多くなりますね。

こういった特徴がある方は、仰向き寝の状態を基準に枕選びをしている方が多く、F様が今まで使っていた枕も、大体そんな高さの枕だった様です。

実は、ここに落とし穴があります。

人は必ず寝返りをしていて、自分ではほとんど仰向きで寝ていると思っていても、意識の無い睡眠中は、結構横向きで寝ていたりするのです。

その時に仰向き寝を基準に選んだ枕だと、寝返りをして横向き寝になった時、大体が低すぎて、こうなります。↓

この姿勢は首の負担が大きいです。

しかも、寝入ってしまって意識が無い状態でこの姿勢になっていても、自分では気付けないのです。

仰向き寝が多いと自覚されてる方で、

朝首が痛いっ!

方は、これが原因かもしれません。

F様も、首ヘルニアが有るとの事でしたので要注意ですね!

痛くなる前に、普段から負担の少ない状態で寝る事は大切です。

睡眠は、やめることが出来ない、死ぬまで毎日続けなくてはならないですからね、

健康への影響力は膨大です。

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